必見！「ウソつきが嫌い！」という人、その実態は〇〇にあり！

誰かから根も葉もないことを言われたり、さらにそれを周りに言いふらされたりすると嫌ですよね。自分に関係なくても、平気でウソをつく人を見ると嫌な気分になる。

今回は、そんな「ウソつきが嫌い！」と思っている人へ、衝撃の実態をお話ししたいと思います。

それは、自分が何かしらの場面で、本音を押し殺し、社会のルールや常識、倫理にがんばって従っているから。さらに、立場や役職の手前、言いたい事があっても言えてないということ。

少し私の友人の話をさせていただきますね。

私の友人は、10年前から父親から引き継いだ個人塾を営んでいて、小学1年生から中学生の生徒にそろばんと英語を教えています。

ある日、小学2年生の生徒から「先生のお父さん、裸で自転車に乗っていたよ」と言われました。彼女は、自分の父親が普段シャツを着ずに、自転車に乗っていたのは知っていましたが、“裸”であるわけがないと思い、

「ズボンは履いてなかった？」

と聞くと

「履いてなかったー。パンツだったー」

と生徒は答えたのです。

その生徒は、とにかく普段から根も葉もないことをお喋りしたり、レッスン中に教室を歩き回ってモノに触りまくったり、机の下にもぐり込んだりする子供でした。そして、この裸の話で、普段の態度も合わさり、彼女はとっても嫌な気分になったのです。

子供だから・・と自分に言い聞かせ、しばらく様子を見ていた彼女でした。ただ、授業態度の方で他の生徒に悪い影響が出ると判断し、親御さんにラインでメッセージを送信することにしました。

レッスンに支障が出ていること、学びの時間に集中していないことなど、全ての現状を綴り、態度を改めるように連絡しました。

しかし、彼女は送信した後、相手からどんな返信が返ってくるのか、心がザワザワして落ち着かず、恐怖に襲われていました。

なぜ、そんなに怖がらなくてはいけなかったのでしょうか？

こちらの言い分が正しく理解されなかったらどうしよう・・。

攻撃的な内容で返事が返ってきたらどうしよう・・。

モンスターな親だったらどうしよう・・。

と、想像を膨らませていたからです。

では、なぜそんな想像をしてしまうのでしょうか？

実は、彼女に後ろめたさがあったからなのです。

彼女は、何を隠そう、遊ぶ事が大好きで、興味を持ったことはなんでもやってみたい。アクティブに、自由に、何でも思いついたことはとりあえずやるという生き方をしてきました。

それなのに、レッスン中に自分勝手に好きなことをしている生徒を見ると、“周りの迷惑になるから”とか、“レッスンが成り立たないから”とか、“先生だから注意しないと”とか、“近所に悪い教室だとウワサが流れたら新規生徒が集まらなくなる”などを考慮して発信しないといけなかったのです。

つまり、彼女自身が本当の自分にウソをついていたから、後ろめたさがあり、相手の反応を想像して居ても立っても居られない状態になっていたのです。

彼女はどうしたらいいのでしょうか？

まず、本当の自分を認めるのです。ここで多くの人が誤解してしまいがちなのですが、「遊びが大好きな自分を認める＝レッスン中は好き勝手にしていい」ということではありません。

“好きなことをして生きたい”、“遊びが大好き”という自分を認めた上で、「やるときは集中してやる！」という状態になればいいのです。すると、「レッスン中は学ぶ時間だから態度を改めて！」というだけのメッセージから、「そりゃ、遊びたいよね、楽しいものね、よく分かる！」「でもレッスン中は学ぶ時間だから」といったように中和され、送信するメッセージの内容も様変わりするわけです。