暦上は冬ですが、27度の温かいオーストラリア、ブリスベンより
感情セラピストのYokoです。
昨夜は温かかったのでお家で子ども達とアイスクリームを食べました。
バニラにチョコレートがコーティングされたアイスクリームをそれぞれ手に持ち
ソファに座ってご満悦!
でも、温かいので、すぐに溶けてポタポタ落ちるため
子ども達にお皿を持たせ
「こぼさないでよ~!」って言いながら食べ始めました。
案の定、息子はチョコレートもバニラもポタポタ
でも、ちゃんとお皿にキャッチ!
娘はなんとアイスクリーム丸ごと膝の上に落としつつも
何とか素早くそれをキャッチ!
みんな美味しく頂きました。
で、ふと自分のスカートを見ると
な、な、何と!チョコレートの大きなシミが!
あれだけ子ども達にこぼすな!と言いながら
こぼしていたのは私~。
それを見ていた息子の顔!!!
「何で~~~⁉」
自分が親になって分かるけど
親って、完璧じゃないよね。
子どもの頃、私は「親は完璧であり、いつも正しい」と思っていました。
親が言うようにできなきゃいけない
できない自分はダメ
自分に自信がなくって
「ほら、だから言ったじゃない」
ってなるのが嫌だったな~
だから、自分が親になってからは
ちゃんとお料理できるようになって
ちゃんと片付けて、掃除して
ちゃんと子どもとの時間を作って
ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと
って、頑張ってきました。
でも、完璧にできる事なんてとても少なくて
周りの「できるママ」と比べて
できない事ばかりに目がいってしまい
そうすると、子どものできないとこにも目がいってしまう。
自分のできないとこが許せないから
子どものできない所も怒ってしまう。
だけど、本当に子どもに伝えたいのは
「失敗しても大丈夫だよ」とか
「できないことがあっても大丈夫だよ」という事だったり
いつ、どうやって「助けて」と言うか、とか
困っている人がいたら助けてあげようね、とか
そして
ママはそのままのあなたが大好きだよ、という事。
何でも完璧にこなしているママには
できないって言いにくいし
どんな時に「助けて」と言うのかわからないし
自分でできない自分をダメと思い
自分の事を嫌いになってしまうかもしれない
でも、できないママからは
困った時の対処を学べるし
助け合う事の温かさを学べるし
「僕/私も、ママの事を助けてあげる」
なんて経験もさせてあげられる!
私がアイスクリームをこぼしたのを見て
息子が言ったのは
「ママ、拭けば大丈夫だよ」でした。
失敗するのもあり
できない事もあり
そんな自分でもいいんだよ~
(親も人間、たいしたことない)
を、子どもに教わる毎日です。