自分の使命を誰かに聞いてはいけない3つの理由  3/3

今回は、自分の使命を誰かに聞いてはいけない3つの理由、

 

  1. 土台ができていないから
  2. 使命を果たすための行動につながりにくいから
  3. その人のフィルターが入るから

 

の3つ目についてお話しさせていただきますね。そして最後にどうしても使命を聞きたい場合はどうしたらいいのかのアドバイスもさせていただきたいと思います。

 

それではまず、前回と前々回の記事を要約しておきますね。

 

理由1. 土台ができていないから は、目の前のお客様との問題、パートナーシップの問題、子育て問題などの現実的な問題を解決できていない限り、使命を聞いても果たせそうにない壮大なものに感じて余計に落ち込むから。

 

理由2. 行動につながりにくいから は、土台ができてない上に、無理をして使命を果たすための行動をしようとするので、結果、体を壊したり、目の前の問題が悪化する事態になるなどして前進のつもりが実は後退しているということになるから。

 

そして今回3つ目の理由、

 

  1. その人のフィルターが入るから

 

はどういうことなのか詳しくお話ししたいと思います。

 

その人のフィルターとは、使命を伝える側の心の整い具合です。伝える側が私情の問題で心が落ち着いていなかったり、不安や恐れなどを抱いたりしていると、その感情のフィルターを通して見えたものが言葉に変換され依頼者に伝わります。

つまり、伝える側の人間が同じものを見ていても、とらえ方だったり、表現の仕方だったり、解釈の仕方が違ってくるため、依頼者に届けられる内容が変わってくるということです。

 

例えば、家事育児をしながら自分のスキルを活かした仕事をしようと、自宅でカウンセリングビジネスを始めた人がいるとします。もっとお客さんが欲しいけど、家事育児との両立、自分のビジネスに理解を示してくれない夫に悩んでいる彼女に、

 

「あなたは1,000人規模のセミナーを開いてリーダー的存在として多くの人の役に立つことが使命なのに、それをさせようとしない悪魔がついています」

 

と伝えるのか、

 

「あなたは多くの人を癒し、救うことが使命。それを果たすためには、あなた自身がこのビジネスを始めた本当の理由と、本当に大切にしたい思いを思い出すところからはじめましょう」。

 

と伝えるのかの違いです。

実は私も感情ビジネスコーディネーターとして、感情という見えないものを取り扱いクライアントさんにセッションをする立場です。そして、過去世や今世の使命を交えてセッションを行う場合もあります。

 

私も含め、多くのセラピストさんやヒーラーさんは、そういった偏った見方やとらえ方をしないよう、常日頃から自分自身の心を整えています。しかし、心を整えていく作業は人間として生まれた以上、ずっと続いていくものなのです。

 

そのため、どうしても自分の今世の使命を聞きたいという場合は、信頼できるセラピストさんやヒーラーさんを選びましょう。また、その人と話していて心地よかったり、気持ちがよかったりするかどうかも依頼するかどうかの羅針盤になります。

いかがでしたか?

 

自分の使命を誰かに聞いてはいけない3つの理由が皆様の人生をよりよくする一つの要素となれば幸いです。

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