知らないと大変！「すごい人」と思った時の３つのキー

こんにちは、感情セラピストのYokoです。

私の周りには、一般的に言われる「すごい人」がたくさんいます。

（下の写真は私の愛しきへんてこりん達）

まだまだたくさんいますが、私は昔、この素敵な人たちの事を、ただ単純に「すごい人」と尊敬していたんです。

でもね、今はこの人たちの事を「すごい人」とは思っていません。
ただ、すごい人！と思っていた時よりも、ずっとずっと強い絆で繋がらせてもらっています。

そこにはね、とっても重要な理由があるんです。
これを知らないと、自分でも気が付かないうちに、せっかく大好きな人と出会っても、自ら離れていってしまう、なんてことになりかねません。

誰かの事を「すごい人」と感じる時、そこにある３つの大切なキーについてお話ししますね。

それでは早速、その「すごい人」と感じた時の３つのキーについてお話ししますね。

その１：自分のすごさにも気付いてね、のキー

誰かを「すごい人」と思った時、ぜひ、「その人のどこが好きなんだろう？何をすごいと思っているんだろう？」って自分に聞いてみてください。

実はね、今はそうは感じないかもしれないけれど、ここで出てきたポイントは「自分もそれを持っている」という事に気が付きなさいね、という転機だという事。

全く興味がない人に、人は惹かれません。自分の中にそれがあるからこそ、そこができている人、それを持っているように見える人に対して「すごいな～」って思うんです。今すぐにそれを高めなければいけない、とか、同じようにならなきゃいけないというのではなく、「そういうところもあるんだね」って受け止めてあげてください。

受け止めてあげるだけで、そのことに対するアンテナが立ち、そこに近づいていく情報がどんどん入ってくるようになります（いわゆる引き寄せの法則です）。楽しみですね～。

その2：すごい人、がいると上下をつけてしまうキー

「すごい人」を持ってしまうと、必ず「すごくない人」ができてしまいます。

これは無意識なので気が付くことはほとんどありませんが
この人はすごい人、だからちゃんとしなきゃ
この人はすごい人、ではないからこれぐらいでもいいかな（良い意味気が抜ける）
この人はすごい人、だから好かれたい、嫌われたくない
この人はすごい人、ではないから、ま、いっか（良くも悪くも自分のままでいい）
この人はすごい人、だからできて当たり前（過剰な期待にも）
この人はすごい人、ではないから手伝ってあげようかな（等身大で見られる）

いや、こんなに極端ではないにしても、必ず潜在意識の中に差別が出てきます。
そうするとね、良くも悪くも、必ず相手にも伝わります。

すごいと思っている人への期待はとっても高くなり、できて当たり前と思うことで
それがしてもらえなかった時、不満や怒り、落胆などになります。
せっかくすごいと思う人、尊敬する人、大好きだと思える人と出会えたのに
これで関係が終わってしまうのって悲しいですよね。

そしてね、「すごい人」は、いつも自分の上に位置します。
上に位置する人がいる、ということは、下に位置する人を作ってしまいがちです。

あの人よりはいいよね
この人よりはできると思う
その人はダメでしょう

こんな気持ちは、もう間違いなく伝わります。
そうすると、言うまでもなく、その人との関係も長くは続きませんよね。

その３：自分を落としてしまう

その２で、「すごい人ではない人もいるよね」のお話しをしましたが
実は、この中に、簡単に自分が入ってしまいます。

日本人には多い謙遜「私はそんなにすごくないですから～」も、いいですが
自分が「すごくい人と思っていない人」に対する対応を、自分にしてしまいます。
どちらかというと「どうでもいい」とか「できない人」みたいに感じてしまうんです。
また、すごいと思う人と比べて、自分はダメだ、となってしまいます。

これね、「そんなの当たり前じゃないの？」って思うかもしれませんが
そんなにすごいと思う人も、普通に生きている人間です。
もちろん「すごい！」と思うところもあるかもしれませんが
完璧な人なんて誰もいないのだから、その人にもできない事、苦手なところは必ずあります。

すごいと思っている人だって
ちゃんとしてない時もある
助けてほしいと思っている時もある
人の期待に応えられないほど辛い時もある
大切にしたいと思っている人がいる

こう言われてみると、これも当たり前ですよね？
でもね、ついつい見落としてしまうんですよ～。
そして、すごい人に求めている事は、実は自分にも求めているんです。

ちゃんとしていないその人を見てイラっとする（自分の完璧でないところに怒っている）
助けが必要なんて思わないから声をかけない（これは自分も助けてが言えていない、言うべきでないと思っている）
いつもすごい人と思っているから、辛い時にも頼ってしまう（辛くてもできない自分はダメ、と自分にとどめを刺している状態です）