ストレスに押しつぶされない感情コントロールのコツ

緊急事態宣言がやっと緩和され始めましたね。

今日、興味深いニュースを見ました。

4月の自殺者数が前年同月比20%減ったと。

 

原因は、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなど」とのことです。

 

家にこもりっぱなしでストレスを感じる人がいる一方、人間関係のストレスにさらされないことで自殺に至らなかった人がたくさんいる……人の感情は本当に複雑ですね。

 

最近、児童精神科医の先生が書いた面白い本があったのですが、今回のニュースもあって考えさせられたことを書いていこうと思います。

 

情報を正しく認識することが大切

この本は、認知機能が人の行動にどのように影響するかが丁寧に書かれていて、感情と認知機能が密接に関わっていることも明らかにしています。
認知機能とは、人の五感ですね。

 

聞く、見る、味わう、触る、匂う

 

このうちの特に「聞く」と「見る」の力が弱いと、情報を正しく認識することができません。

 

例えば、AさんがBさんに「おはよう」と声をかけたけど、無反応だったとします。
Aさんは「Bさんに無視された。自分はBさんに嫌われている」と落ち込んでしまいました。

 

しかし、実はBさんは仕事に集中しておりまったくAさんの声が聞こえていなかったようです。AさんがBさんの状況を正しく見聞きしていれば、Aさんは落ち込まずにすんだかもしれません。または、想像力をめぐらせれば「忙しくて聞こえなかったのかもしれないな」とフラットに受け止められたはずでしょう。

 

このように、認知能力が弱いと正しい判断ができず、不適切な行動に出てしまう可能性が高くなるとのことです。

 

感情のフィルターが認知機能に与える影響

「見る」「聞く」といった能力は一般的な社会人であれば心配ないと思いますよね。
しかし、認知能力がきちんと備わっている人であっても、正しく情報を受け取れない場合があるんです。

それが、「感情」というフィルターの存在です。

 

心の中のモヤモヤを処理しきれずにいると、ストレスとなって認知機能に負荷をかけだし、結果として冷静な判断ができなくなってきます。

 

この心の中のモヤモヤが小さいうちに、「これは悲しいという感情なんだ」「私は今、イライラしてる」など原因とともに把握できれば、早いうちに対処できますし、自覚するだけでもストレスは緩和されます。

 

怖いのは把握できず、自分でも自覚できないうちにストレスとして溜め込んでしまうことです。
実は、感情を自覚するって簡単なようで難しいんですよね。

 

本では、ある非行少年が自分の感情を「イライラ」でしか表現できない事例が書かれていました。お腹が空いてイライラ、暑くてイライラ、悲しいことがあってもイライラ……

 

五感で感情を発見してみよう

感情は、嬉しいか、楽しいか、怒りか、悲しいかだけでは表しきれません。
虹色のように7色に分かれているわけでもなく、実に多彩なグラデーションがあるはずなのです。

 

今感じているモヤモヤも、あなたが知っている言葉では表せない感情かも……
そんな時は、形や色など「五感」で想像してみるのもいいかもしれません。

 

私はもともと巣篭もり生活ですが、外に出て人と話す機会がより減ってしまったので、やはりモヤモヤを感じます。

言葉や色、形、温度、触感……いろんな角度からモヤモヤを観察してみるとたくさんの発見があるのでオススメですよ!

 

石崎彩感情ライティングの専門家

セラピストのプロフィール

強みは、親しみやすい雰囲気があるので、話してもらいやすいこと。
また、その人の感情を整理して文字化すること。
信念・ブレない思いは、自分の最高のパフォーマンスをお届けすること。

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