こんにちは、感情セラピストのYokoです

今日は「死にたい」という
ちょっと重い感情についてお話しします
苦手な方は、他のブログをご覧くださいね
（おまけに長いです）

 

はじまり・・・

2023年に入ってから、ずっと鼻炎が続いていました

私は、体調不良の時は、何かに気づく時
身体がそれを教えてくれている、と思っているので
身体の声を感情セラピーで聞いていきます

なのに、今回は何度やっても改善しない・・・
そこで、先生である押野満里子さんに相談しました

 

その時に聞かれたのが
「いつから鼻炎になったの？」という質問

私が鼻炎になったのは、ちょうど鬱になった頃でした

もちろんこの頃のことは何度もセラピーしていて
あの頃の辛かった気持ちは、癒していると思っていました

 

そこでさらに聞かれたのは
「なぜ、オーストラリアに行こうって思ったの？」

自分がいるだけでみんなが迷惑・みんなを傷つけてしまう
死んでしまえばいいのに身体があるからできない
死んだらみんなに迷惑がかかるから死ねない
もうどうなってもいいと思ってた（英語全く話せないし）

そんな感情はどんどん思い出せたのですが
そこで満里子さんに質問されたのが
「そもそも、どこから海外に行くって出てきたの？」

ん？？？？？？
何も思い出せない！？

そこで、満里子さんが私の感情を感じてくれて
「すっごい苦しいけど感じる？」と言ってくれますが
自分ではまったく何も感じない

 

ここで満里子さんが、私の感情の通訳をしてくれました
ものすごく冷たい子と
小さなブルブル震えている光の子

光の子は
何かとんでもないことをするんじゃないかと不安で
いつか死んじゃうんじゃないかって
常に心配して、怖くて震えている、命の子

冷たい子は
死んでしまいたい、消えたい、でもできない・・・
冷たくないと生きていけない
人は裏切るものだから
疲れた、生きたくなかった
生きているとみんなに迷惑だと思った
周りの人に合わせられない自分はダメ

（この子は満里子さんにまで
「満里子さんは裏切らない？」って聞いてきたそう）

それを聞いた時に、少しずつ「冷たい子」の感覚が出てきたので
かすかな感覚を追って、感情を見ていきました

感情セラピー

「冷たい子」を感じていくと
何も自分の感情を感じない、真っ暗な海みたいな感覚

私は、何も感じない暗闇に向かって
ダメな自分でもいいよ
嫌われてもいいよ
迷惑をかけてもいいよ
自分のことを許せなくてもいいよ・・・
と、ただ、「そのままでいいよ」を伝え続けていきました

何も反応がないまま、何分も過ぎた時
「どうしたい？」と聞くと
小さな声が聞こえました

「生きたい・・・」

その小さな想いを聞いた時
「あ、生きたい、なんて、絶対に言えなかったんだ
でも、本当は、生きたかったんだ・・・」
それに気がついたら
やっと涙が出てきました

感情セラピーから気づいた事・・・

 

①自分を許せないという感情・本当に辛い感情は記憶にすらないことがある

マイナスの感情は、気がついた時に
癒しが始まります

自分を許せない感情は、自分に罰を与え続けるため
許しのプロセスを始めないように
気が付かないようにしてしまう

自分のことを、死んでしまえばいいのに、と思いながら
それを、「正当な評価だよね」と感じてしまう

そして、本当に辛いことは
思い出すたびに辛くなるからこそ
自分を守るために、記憶から消すことがあります

私が、なぜ海外に行くことを決めたのか
それは、みんなの前から姿を消す、ということでした

感情セラピーのセッションを続けていると
忘れていたいた子どもの頃の記憶を思い出すことがあります

少しずつ自分が癒されてきた時
ベストのタイミングで出てきてくれるような気がします

記憶に残したくないほど辛かった経験
本当によく頑張ってきたんだな、って思えました

 

 

②自分の感情をまったく見ないことの怖さ

「真っ暗な夜の海のように感じた感覚」

それは、私が自分の感情を全く感じていなかった時の感覚でした

みんながいいような選択をすることを常に考え
それができなければいけないと常に思っていました

自分が好きなのか？どうしたいのか？
そんな事はまったく考えたり感じたりせずに
毎日を生活しているというのは
真っ暗な中をさらに目隠しをして進むような
底なしの恐怖の中で生きているような感覚でした

もちろん、あの時はそんな事は知らなかったし
それが当たり前だと思っていました
そして、みんなそうなのだと思っていました

自分の感情を見てあげることが
どれだけ毎日の生活に光をさしてくれるのか
どれだけ道しるべになってくれているのか

こんな感覚になれている今の自分に
あらためて、よくここまできたね、って感じられました

 

 

③ただ、誰かに愛されたいと望んでいたこと

私は、子どもの頃から
愛されたい・かわいがられたい
でも、私はダメ、愛されない、好かれない
そんなふうに感じていました

どうやったら私を好きになってくれるんだろう？
どうやったらもっと愛してくれるんだろう？
いつもそうやって
相手はどう思うかな？を、常に考えて行動していました

ここまでは気がついていたのですが
私が気がついていなかったのは
自分はその人のことが好きなの？と聞いたことがなかった事

私は、すべての人に愛されなければいけない
と、頑張っていたんです（嫌いな人も苦手な人も含む）

これ、できるわけがない・・・

そして、もちろん
好いてくれる人よりも、好いてくれない人が気になる
で、申し訳ない、自分はダメですになる

一生懸命その人のためにしているのに
その人に好いてもらえないことを
ずっと、裏切られたと感じていた

そして、感情を全く感じていなかったので
「幸せだな」って感じることがなかった

自分の幸せ
私の大好きな人たち
それをわかっている今の自分
幸せなんだな〜、って感じられました

 

 

④死にたい、と感じること

死にたい、と感じたことのある人は
たくさんいるのだと思います

でも、本当に死んでしまうことができないのは
それでも
誰かのことを想っている自分がいるからなのかもしれない

たった一人でも
自分が自分を殺してしまったら
悲しむかもしれない、と思うと
それができない・・・

死にたい、と思ったことがあっても
今、生きてこれを読んでいる人に
自分の中にある、誰かのことを想う
その温かい気持ちがあることに
気づいて欲しいと、心から思います

誰も自分のことなんて気にしないと思う
自分が生きているだけで迷惑だと感じてしまう

それでも

自分自身の中には
誰かのことを想っている、愛おしい感情がある

自分が死んででも
幸せになって欲しいと思う人がいる

 

 

最後に・・・

自分の感情を聞いてあげられるようになって
私の人生は、たった数年で大きく変わりました

自分も、たくさんの受講生さんたちも
たったの数ヶ月で
ただ、自分の感情のケアをしてあげるだけで
変わっていきます

大嫌いな自分を許して
そのままの自分を認めて
愛おしい自分に気づいて、そして、愛して
そんな人生を生きてきた自分に、感謝を感じる

誰よりも大切な、世界にたった一人の自分

そんなふうに自分のことを感じられるようになると
世界は優しくなります

 

辛いのはあなただけじゃない
でも、あなたの辛さをわかってくれるのは
世界中でたった一人、あなただけ

 

私のように、誰もいない、と感じたら
感情セラピストと話をしてみてください

 

あなたの中にもいる
「生きたい」と伝え続けている小さな感情に
気付けるかもしれません

 

 

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