最近泣いていますか?
感情コンサルをさせていただいて
よく耳にするのが
「最近泣いていません」
小さい頃から
泣くことはいけないこと
そう教えられてきている私達は
人前は愚か
一人でも泣くことは
良くないことだと思っている人が
たくさんいます。
悲しいのに
切ないのに
悔しいのに
涙を流すことは
負けること
泣かないために
お腹に力を入れて
頑張って
なかったコトにする
そんな生き方をしているとしたら
それは
泣きたい気持ちを
ぐっとこらえて
頑張っていることだと
思いませんか?
わたしにも経験があります。
わたしはなぜか自分の意見を言うと
涙が出てしまうくせがあり
親の前でも
友人の前でも
自分事を言おうとすると
ぐっち我慢する思いと
溢れてきてしまう涙で
震えてしまい
自分の意見がうまく伝えられないことがたくさんありました。
泣くことはいけないと
思っているわたしに
「すぐ泣くんだから・・・」とか
「泣くってことは反省していないってこと」など
追い打ちをかけられ
更に何も言えなくなる
そんな経験をしてきました。
泣いてもいいと
自分の許可ができたのは
随分あとのことですが
自分の感情を見るようになってから
溢れる涙は
止めようがないもの
それどころか
その溢れる思いこそ
わたしの温か思いやりだったことに気がついたからでした、
自分の思いを伝えることは
相手を否定すること
そのように思い込んでいたわたしは
長い間
相手を否定しないように
自分の思いは抑えて生きてきました。
自分の思いがわかり始め
それを伝え始めると
相手をキズつける
悲しませる
そんな思い恋込みから
相手を悲しませないために
涙というアイテムを使い
思いを言わせなくしている自分に気が付きました。
いいやつじゃん
わたしって・・・
そう思えた時初めて
この温かい涙は流してもいい
っていうか
涙は相手を思いやすからこそ
出てきた事だったのだと
泣いてもいいんだ
止めなくていいんだと
手放せました。
泣いてはいけない
という思い込みは
色んな人が持っているアイテムだと思います。
でもね
泣くってことは
あなたの大切な何かを守るために
溢れてしまう行為なのです。
最近泣いていませんというあなた
毎日
体に力を入れて
見えない何かと戦いながら
すっごく頑張って生きているのだと思います。
一人になったとき
自分に
「泣いてもいいよ」って
声をかけてみて下さい。
きっと
体の中で何かが変化すると思いますよ。