表情を作るだけで、幸せで満たされた自分になる(後編)
こんにちは、あさのぶ。です!
前編では、
感情を感じると表情に表れるという
一般的にそう思われていることについて
お話しをしましたね?
では、逆に先に表情を作ると
それにふさわしい感情を感じられるのでしょうか?
つまり、
怒った顔をしてみて、
あなたがふだん感じる怒りの感情を
感じられるのでしょうか?
笑顔を作ってみて、
嬉しさや幸せや安心感などの感情を
を感じられるのでしょうか?
肩を落として悲しい表情してみると、
悲しみの感情を
感じられるのでしょうか?
今から100年以上も昔、1880年代に
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズと
デンマークの心理学者カール・ランゲが
ほぼ同時期に、人は外部刺激に対して
『情動(感情)が出て、身体変化(表情)する』
のではなく、
『身体変化(表情)があって、情動(感情)が出る』
という仮説を唱えたのです。
その後も『表情フィードバック仮説』として、
長い間、いろいろと研究がなされてきましたが、
いまだ間違っているとも正しいとも
結論はでていません。
結論はでていませんが、
実際に試してみることはできます。
表情を作ってみると
かすかかもしれませんが、
からだで感情を感じることができます。
もちろん、その時の体調や個人差が
ありますから、
感じられなかったとしても心配はいりません。
『感情から表情へ』
『表情から感情へ』
どちらが正しいという
科学的な結論はでていないのですから、
自分の感覚を信じ、
どちらも正しいと考えておくのが
メリットが大きいと思っています。
メリットが大きいとはどういうことでしょうか?
たとえば、笑顔を作って
嬉しいという感情、
幸せだという感情を感じます。
それは自分を満たしている時間を
増やすことに繋がります。
自分が満たされているとき、
人は「今のままの自分でいいんだ」
と自分を認めてあげられるようになります。
そうすると、
今までよくわからなかった
自分の好きなこと・やりたいことが
わかってきたり、
行動できないでいたことが
行動できるようになったり、
嬉しいことが派生的に
起こっていくかもしれません。
これがメリットと言っている意味なんです。
なるべく多くの時間、
不安や心配な気持ちでいるよりも、
自分が満たされた幸せな気持ちでいる
ということは大切です。
そのために簡単にできること、
それは笑顔でいるということなんです!
からだで感情を感じて
笑顔人生へシフトしていきましょう!