自分の大事なもの

長女が録画予約していた番組とは知らず消去して激怒された。
そのとき私は出先で、ケータイに電話がかかってきてその事実を知った。
娘はお休みの日に見ることを楽しみにしていたんだと思う。

言い訳すると、
長女はTVはほとんど見ないし、自動録画されたものだと勘違いして
なにも考えずに消してしまった。
その番組は、BSで放送したもので、再放送もネットにもあがらないから昼休みにわざわざ来て
予約をしたらしい。そりゃあ怒るのも無理ないよね。

昔のわたしなら、そんなに怒らなくてもいいじゃん!なにその言い方!!と逆切れしたに違いない。

でも、今の私は「ごめんなさい」そして「悲しいよね」って…怒りなんか出てこない。
しっかり自分の気持ちを消化してから帰宅して、本当にごめんねと謝った。
「もういいって言ってるじゃん!!!」って不機嫌そうにいう長女。

次女は、好きなことへの執着がすごいから理解している(つもり)

でも長女のこと、知らないなーーって気が付いた。
なんかダメな母親だなって凹んだ。
そして、そのことを旦那さんに話した。
黙ってきいてくれた旦那さん。(ふーんって感じだけどね)
それでも言葉にして話したらちょっとすっきりした。
そのダメな私の下には、「大事にしたい=娘」があって、
その娘の大切なものを粗末に扱った私へのダメ出しだと気が付いた。

 

その数日後、長女と二人で買い物に行くことに。
出発してすぐに保冷バックを持ってこないことに激怒され
ランチする場所のチョイスや、ルート案内するタイミングが悪くてまた怒られ…
逃げ場のない車中。どんより空気が…。
娘は、親の私がいうのもなんだけど、すごい気がきく。そして要領がいい。
そんな彼女だから、のんびりペースの私にイライラする。

 

グルグル走って向かったお店は、ずっと行きたかったお店。
この前は諦めたけど今回は入ることができてラッキー♡とふたりで喜んだ。
食事が出てくるまで、落ち着いた雰囲気の店内で、あれこれ話して、美味しいランチを食べて、ルンルンになりとりあえず一件落着。
不機嫌を引きずらないのは、娘の良いところ←これ、私はとっても苦手。引きずるタイプ。だから娘すごい!!っていつも感心しちゃう(笑)

 

その帰り道…。仕事の話しから、要領の悪い人を見るとイライラする!ということを深堀…。
すると、自分の大事な時間を無駄にされたくない!の結論がでた。
娘は「そーかも」と納得。
そう思うと、大切な録画を見ようと思った時間を無駄にされたこと。
ランチのお店が決まらず無駄に走ったこと、全てが繋がった。

みんな自分の大事にしてるものがあるんだよね。
一人ひとり違う「大事なもの」それがわかって娘もスッキリ♡(^^)

 

 

金子倫子本当の大丈夫を見つける専門家

セラピストのプロフィール

神様から託されたハンディキャップのある子育てには宝物がいっぱいです☆大丈夫のその先には「他力本願」最高!でするする願いを叶える魔法使いになれるチケットまでついていました(^_-)-☆誰でも用意されているそのチケットを使いこなすノウハウをお伝えします♡

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