たくさんのブログの中から、私のブログに来てくださりありがとうございます。
心から感謝します!
私はオーストラリアに15年住んで、生まれ育った日本に引っ越してきました。
そこにあったのは、逆カルチャーショック!
今までは何とも思わなかったことに、いちいち驚きっぱなしです。
その一つが、みんなと同じでなきゃいけない、ということ。
みんな違ってもいいよね、って、どこかでわかってはいたはず
だけど、やっぱりみんなと同じが安心しますよね
ましてやそんなこと、昔は全く考えたこともなかったんです。
みんなを気にすること、自分も気が付かないうちにしてしまっていました
子どものときに言われませんでしたか?
「周りの人に笑われるよ」という言葉。
もちろん親も悪気はないし、子どもの私は素直に受け取りました。
「みんなと同じじゃなきゃダメなんだ」
成人してからも、みんなと同じ、を自然に受け入れていました。
みんなが食べたいものでいいよ
みんながいいと思う方にしよう
みんなになんて思われるかな?
気が付いたら、自分がどうしたい、よりも、角が立たないもの、を選んでいました。
大人の分別ってやつですか?
うちの娘は、3歳ぐらいからいつも自分の着たい服を選びます
寒かろうが、汚なかろうが、自分の心地よいものを選びます
オーストラリアに住んでいた時には、それで良かったんです。
他民族でみんな服装は違って当たり前だし
髪型も、肌の色も、ピアスを付けたりも、みんな違います
だからそんなことどうでもいいんです。
ところが、日本に来たらそうはいかない?
いつも同じお気に入りの服を着ていたら(もちろん洗ってますよ)
母は「みっともないよ」と言う
寒いのにファッション第一?のワンピースを着ていたら
母は「服も買ってあげないのかと思われるよ」と言う
髪の毛をそのままおろすのが好きで、ブラシでとかしたままにしていたら
母は「ちゃんと面倒見てもらってない子だと思われるよ」と言う
その時になって、はじめて、違和感を感じました。
私は娘の事が大好きで、とっても大事に思っているから
娘の好きを尊重していて、本人もそれで幸せだと思っていたけど
みんなにそれをわかってもらえないと駄目なのかな?
娘は娘で
おばあちゃんは私がかわいい格好してないと好きじゃないの?
と聞いてきました。
はっ‼
みんなと同じはいいよね、安心するし、角が立たない
でも、その裏側には、人と同じことをできないのはだめ、と思っている?
ということに気が付いたんです。
親も、孫の事を考えて、そして、私の事も考えて言ってくれていて
かわいいからこそ、かわいい格好をしてほしい、とか、きれいにしてほしい、なんだと思うんです
だから本当は、孫がかわいくて仕方ない、なんですよね。
あなたはみんなでご飯を食べに行く時、どこに行く?と聞かれたら、なんて答えますか?
私はいつも「みんなが行きたいところでいいよ~」でした
そんな私だったから、娘の「これが好き」とはっきり言えるところが大好きです
自分の好きを知っていたら、その好きをちゃんと自分にあげられるから。
そうやって自分をちゃんと大切に扱ってほしいと思うんです。
週末、あなたは、みんなで何を食べに行きたいか、言えますか?