【お客様の声10】家族の収支に自分をカウントしていませんでした

ずっと子育てのために時間を使ってきましたが、数年前から自分でビジネスがしたいと勉強をしてきました。今もビジネスはまだまだこれからで軌道にはのっていません。自分が学びに使ったお金を考えると、お金にならないことにお金を使ったことが後ろめたくて、家族からも文句を言われるのが怖かったです。家計簿には家族の支出とは分けて、自分が使ったお金を家族への借金として書いていました。家族で使うお金なのに、そこのカウントに自分を含めておらず、自分だけは使った分を自分で稼がないといけないという思い込みがありました。外に出て、社会の役に立つこと、お金を稼げないと、家族として認められないという恐怖がありました。

どうして自分で稼がない自分を否定しているのかを考えると、過去の弟に対する怒りがありました。不登校で自宅にいて何もせず、母が働いたお金をゲームに使い、母に家事もやらせていたことが許せませんでした。母の悲しそうな姿が忘れられませんでした。今では弟も自立をしていますが、今でもあの時のことを思い出すと怒りが戻ってきます。

収入もないのに、家族のお金を使う時の罪悪感をセラピーすると、母から聞いていた弟への愚痴を自分に浴びせていて、ずっと監視しているような状態でした。もう十分に頑張ってきたよねって今までの自分を労わり続けました。最後にはニッコリと、家族がいても、お金が稼げなくても、自分の好きなことをして生きたいと思いました。

セラピー後は、家族のために家事や子育てをすることにも、自分が家族として存在している価値を感じられるようになりました。自分に使うお金も自分のワガママとしないで、家族の中の出費として扱えるようになりました。

感情セラピーは、沢山の自分の思い込みから、雁字搦めになっている人に受けて欲しいです。ただただ自分を大切にできる幸せな時間になります。

Ｎ．Ｈ　様　30代